気になる人にアプローチできるようになる方法【ビジネスでもOK】

カクテルパーティー効果

こんにちは。

今回は、相手の興味を引くための心理術を紹介します。

この効果を使えば、次のような悩みを解消できます。

  • 気になる人がいるけど、話す機会がない
  • 全然自分に興味を持ってくれない
  • 部下に対して言葉が響かない

 

片思いの異性に対してだけじゃなく、職場の同僚や部下にも使えます。

コツさえ覚えれば、そんなに難しくはないので、ぜひ使ってみてください。

目次

気になる人にアプローチできるようになる方法

「話してみたいけど、全く接点がないから進展しない」

「あこがれの彼に自分の存在に気付いてほしい」

「部下の褒め方がよく分からない」

 

こっちから効果的にアプローチをしたいのに、

なかなか向こうが気が付いてくれないことってありませんか?

「興味を持ってさえくれれば、チャンスがあるのに」と感じている人もいると思います。

そんな時、とっておきの心理術があるんです。

 

結論:カクテルパーティー効果でアプローチしましょう

カクテルパーティー効果で、相手の興味を引き、チャンスをつかみましょう。

この効果を使えば、全く話したことのない相手に、自分の存在を気付かせることができます。

恋愛にだけ有効ではありません。

ビジネスにも有効です。

何度コミュニケーションをとっても、なんとなく部下が興味を持ってくれない気がする場合や、

あまり接点のない立場が上の人にも、グッと自分の方に興味を向かせることが可能です。

 

カクテルパーティー効果とは

カクテルパーティー効果とは、大勢の人がいて、雑音だらけの中で、

自分の名前や、興味のある会話だけは勝手に耳に入ってくるという効果です。

 


教室で友達と雑談していると、別のグループで自分の名前が聞こえたり、

オフィスで、隣の部署の人たちが自分の好きな趣味に関する話をしていたりする時に、

勝手にそっちの方に耳が傾いてしまったことはないでしょうか。

 

なぜこれが起きるのかというと、仕組みはシンプルです。

脳が必要な情報だけかき集めようとしているからです。

自分の名前や、興味のある会話=自分の必要な情報と認識されます。

なので、自然と耳に入ってくるんです。

この効果を使えば、無意識的に相手の脳に入り込めるので、すごく効果的ですが、

カクテルパーティー効果が最初に発見されたのは1953年と、50年以上も前のことです

そもそもパーティー自体が少なくなってしまった世の中なので、

次は、現代でも通用するカクテルパーティ―効果の使い方を紹介します。

 

気になる人へのアプローチとしてのカクテルパーティー効果の使い方

SNS

カクテルパーティー効果を使う場合、使う相手との関係が薄ければ薄いほど効果的です。

教室の端にいるグループから自分の名前が聞こえました。

そのグループが普段接している、いつものメンバーなのか、

もしくは、ほとんど接したことがないグループなのか、

おそらく気になってしまうのは「ほとんど接したことのないグループ」でしょう。

なので、気になる異性が全く話したことがない人でも十分使えるんです。

では、具体的にどんな方法があるかというと、次の3つを紹介します。

 


【カクテルパーティー効果の使い方】

①:名前や興味のある話題を音で伝える

②:興味のある話題をSNSで発信する

③:匿名でその人のことについて触れる
 

 

順番に説明します。

 

使い方①:名前や興味のある話題を音で伝える

こちらは、一番シンプルなカクテルパーティー効果の使い方です。

気になる人に聞こえる範囲で、その人の名前や話題を話してみてください。

もし可能なら、相手の姿が見える場所にいるといいでしょう。

相手がこちらの話に気が付いているかどうか。その反応が見られます。

わざとらしくなければ、一瞬だけ目を合わせたりするのも効果的です。

 

使い方②:興味のある話題をSNSで発信する

カクテルパーティー効果を使いたいけど、実際に同じ場にいる機会がなかなかない。

そんな時もあるでしょう。

特に、コロナの影響で大勢で集まることができないので、難しいと思います。

 


そんな時はSNSを使ってみてください。

TwitterやFacebookなどのSNSを使って、相手の興味のある投稿をすると効果的です。

 

ただ、これは相手の興味や関心がある程度分かっていることが前提なのと、

アカウントを知っていることが前提なので、少々ハードルが高い&効果が薄れてしまいます。

難しいようでしたら、第三者(気になる相手の知り合い)に協力してもらうのも手です。

 

使い方③:匿名でその人のことについて触れる

これはビジネスシーンで部下を褒める際に使えます。

「よく頑張った」と直接部下を褒めるのも、もちろんいいのですが、

カクテルパーティー効果を使って褒めるとさらに効果的です。

具体的な方法としては、

その人の名前を伏せながら、メールorみんなの前で話すという方法です。

例として、自分の部下を褒めたい時のメール文を紹介します。

 

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人事部員の皆さま

お疲れ様です。

今回は、2020年度の採用活動のご協力ありがとうございました。

会社の業績が下がっていく中での採用活動は、非常に難しいものでした。

ですが、その厳しい状況下の中、学生に寄り添ってもらうことで、

会社に対していい印象を持っていただけたのではないかと思います。

中には「学生の悩みを一対一で聞く」という活動をしてくれた社員もいます。

後から学生に感想を聞いた所、「親身に聞いてくれて安心した」と言っていました。

このように皆さんの協力のおかげで、採用活動を無事に終わらせることができました。

改めてお礼を申し上げます。

====================

 

このメールの注目のポイントは、

中には「学生の悩みを一対一で聞く」という活動をしてくれた社員もいます。

という部分です。

 


実際にこの活動を行ってくれたのは、一人の部下だけなのですが、代表して褒めることで、

部下としては「みんなの前で褒められた」と思い、褒める効果が倍増します。

 

結果として「この上司は自分を認めてくれるから、もっと頑張ろう」となります。

ある特定の部下に対してでなくても、「もしかしたら自分のことかも」と思ってくれればGoodです。

そこには一種のバーナム効果という心理学が働いています。

https://daikiroku.com/2020/09/13/barnum-effect/

気になる人に対するカクテルパーティー効果の注意点

うまく使えれば、自分への興味をグッと引くことができるカクテルパーティー効果ですが、

注意点が2点ほどあります。

 

注意点①:使いすぎないようにする

一点目は多用しすぎないことです。

何回も相手の名前を出すと、最初は興味を持ってくれますが、段々と「なんか怖いな」と、

ネガティブの感情をもたれてしまうかもしれません。

これがカクテルパーティー効果の弱点でもあります。

「よく自分の名前が聞こえるけど、なんか悪いことでもしたかな」

「用があれば直接言えばいいのに」

こんなふうにならないように、ほどほどに使うのがいいでしょう。

 

注意点②:特定しすぎないようにする

バレてもいい、という覚悟があるなら大丈夫です。

ですが、まだ相手の興味が薄い時点で、あからさまに相手の興味を引くような言動は怪しいです。

具体的には、

「今日はある人と帰りの電車が一緒になった。バスケ部短髪やっぱりかっこいい。好き」

というような投稿をSNSにする場合、相手が気づきやすくなります。

向こうが、あなたと同じ電車に乗っていたことに気づいていた場合、

「これ俺じゃね?」と気づきます。

ぶっちゃけ言われた側は、いやな気はしないと思うのでいいですが、

アピールしすぎると「直接話せばいいのに」となりかねません。

また、ビジネスも人が特定できる内容だと、「ただ部下を自慢したいだけなのかな」と思われるかもなので、注意です。

【まとめ】気になる人にアプローチできるようになる方法

今回は、相手の興味を引くための現代版カクテルパーティー効果を紹介しました。

うまく情報や友人の協力が得られれば、より有効に使えます。

 

よくも悪くも相手の興味を引いてからが、対人関係が始まりです。


「好きの反対は無関心」なので、無関心な状態を避けるために、この効果を使ってみてください。

きっと直接話すきっかけになります。

読んでいただきまして、ありがとうございました。

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