今回は、ルールに縛られたデートを、一味違うデートにする方法を紹介します。
この記事を読むと、次のような悩みの解消の手助けになります。
- デートを盛り上げるにはどうしたらいいの?
- そもそもデートにルールってあるの?
- 一味違うデートをするには?
すでに何年も付き合っている恋人、幼なじみ、アプリで知り合った初対面の相手etc…
デートをする相手は様々ですね。
自分が片思いの相手にアタックする場合や、逆にアタックされる場合もあるでしょう。
いずれにせよ、誰かと行くデートってルール化していると思いませんか?
今回は、デートの王道ルールを無視したアンチクライマックス法を使って、デートを盛り上げる方法を紹介します。
では、さっそくまりましょう。
デートのルールを無視したアンチクライマックス法で盛り上がろう!
あなたは何のためにデートをしますか?
好きな人と距離を縮めたいからでしょうか。もしくは、一人でいるのが寂しいからでしょうか。はたまた、異性に誘われたからひとまずデートしてみる、という人もいるでしょう。
デートをする理由がなんにせよ、重く暗い雰囲気のデートって息苦しくなりますよね。
どうせ誰かと一緒にいるなら、楽しい空気の方がいいですよね。
じゃあ、どうやっていつもと違う空気を作り出すか。
結論:アンチクライマックス法でルールを壊そう
アンチクライマックス法を使って、デートのルールを壊してしまいましょう。
もし自分も相手も、何回かデートしたことがあるという人ならば、なおさらルールを壊してしまいましょう。※デートのルールは後で説明します。
このアンチクライマックス法をうまく使うことができれば、デート開始から相手の心をグッとつかむことができます。
ここで言う、「盛り上がる」や「面白い」は中学生のように騒ぐ感じでもなく、お笑い芸人のように笑かす人ではありません。
なんか一緒にいて退屈しなそう、幸せそうだと感じさせる人を指します。
では、アンチクライマックス法とはいったい何でしょうか。
アンチクライマックス法とは
アンチクライマックス法は、主に会話で使われることが多いです。
簡単に言うと、「結論→理由」の順で話すことをアンチクライマックス法と言います。
何か商品を売る際にも使われます。
【商売でのアンチクライマックス法】
- この枕を使えば不眠症が消え、睡眠が激変します。
- なぜなら、首の形に沿って変形する素材を使っているからです。
- さらに、寝汗が蒸れにくい構造になっています。
- それでお値段たったの1980円です!
このように、最初に「答え」や「結果」を持ってきて、その後で色々と説明を加えていきます。
最近のビジネスでも、「結論から話す」というのが主流になってきています。
この「結論ファースト」をデートに取り入れることで、デートのルールを壊し、一味違う時間を過ごせるんです。
「じゃあ、そもそもデートのルールってなによ!」
そう思いますよね。説明します。
ルールを守ったデートとはどういうものか?

ルールを守ったデートとは、いわゆる「王道」のデートです。
次に挙げるような要素が王道デートを作ります。
【一般的なデートのルール】
- 想いを伝えるのは最後
- 男性側がリード
- ロマンチックな所に行くべき
- 沈黙は避けるべき
一部のみなので、もっともっと王道っぽいルールが出てくると思います。
ですが、今回アンチクライマックス法を取り入れることで、壊すことのできるルールは、「想いを伝えるのは最後」というルールです。
この常識を壊すのがアンチクライマックス法なんです。
「いや、いきなり想いを伝えるのは違うでしょ!」
そう思いますよね。
私もそう思います笑
なぜなら、ルールを守ったデートはなんだかんだ安心安全だからです。
ルールを守ったデートは失敗しない
先ほど挙げた、デートのルールを守れば基本失敗はしません。
あなたが男性なら、しっかりとリードし、デート中は沈黙を避け、ロマンチックな場所へ行き、最後に告白をする。
もし向こうにも気があると、すでに分かっているなら、このルールを守ればいいと思います。
ただ、相手の不意を突いて、興味を一気に引きたいならアンチクライマックス法が強くなります。
そもそも、アンチクライマックス法は、相手に興味がない時に行うのが効果的です。
商品を売るにしても、興味がない人の意識を向けるためにも最初に結論を言ってしまうんです。
「この枕、世界で初めてある素材を取り入れたんですよ!」
こう言われたら、「え、世界初?なんだろう?」と気になってきませんか?
逆に、もともと興味のある人であれば、結論を最初に言わずして、最初から興味のあるポイントを説明してあげる方法を使います。
これを、クライマックス法と呼びます。
クライマックス法とは
映画は、最後になるにつれて盛り上がっていきますよね?
クライマックスを最後に持ってくることによって、人の期待感やドキドキ感を継続させることができます。
興味を持たせ続けられるのが、このクライマックス法のいい点です。
もちろん王道のデートとして、このクライマックス法は使えます。アンチクライマックス法に比べて、デート慣れしていない人でも、つまらないデートを避けることができます。

繰り返しになりますが、クライマックス法はオーソドックスなルールで、ある程度興味がある人なら、最適な方法です。
ですが、デートにおいては「興味があるか分からないけど会う」というスタンスの人もいるんじゃないでしょうか。
誘われた側も「なんで誘われたか分からないけど、ひとまず会ってみる」と考えて、デートに行ったことのある人もいると思います。
相手がそう思っている場合は、チャンスだと思ってください。
アンチクライマックス法の出番です。
デートのルールを無視したアンチクライマックス法の使い方
では、いよいよデートのルールを無視した、アンチクライマックス法の使い方を説明します。
あなたの経験や相手との関係性によって、使い方を変えていただいて大丈夫です。
ここでは一番使いやすいアンチクライマックス法を紹介します。
【アンチクライマックス法の使い方:例】
- 最初に好意を伝える
- 最初に誘った理由を伝える
- 最初に自分の素性を明かす
- 最初に告白する
順番に解説していきます。
自分に合ったものを使ってみてください。
最初に好意を伝える
これは一番簡単ですし、すでにやったことある人も多いと思います。
デートが始まった直後、もしくはデート前のLINEでもいいですが、とりあえず好意を伝える方法です。
ここでいう好意とは、「好きです!」と言うのではなく、「会えるのが楽しみ」とか「緊張する」とかいう気持ちのことです。
疑問を解決して安心感を与える
遠回しでもいいから、まず自分の好意を相手に伝えることが大事です。
特に、「なんで誘われたんだろう」と疑問を抱いている相手に対して、自分の気持ちを伝えておくと、相手も「そういうことかな」と安心できます。
小さなことですが、これも立派なアンチクライマックス法です。
一緒にいたいという気持ちにさせる
色々考えすぎて、意外とできていなかったりすると思います。
疑問を抱えさせたままデートをするのではなく、しっかりと自分の気持ちを伝えることで、「この人と一緒にいたいな」という感覚に繋げることができます。
最初に誘った理由を伝える
これは、先ほどの応用版になります。
どうして相手をデートに誘ったのか、誘おうとしたのかを伝えてください。
例えば…
- 「単純に話してみたかったから」
- 「趣味が一緒だと聞いたから」
- 「行きたい場所があったから」
先ほどよりも、具体的に「なぜデートに誘われたか」を伝えています。
言ってみれば、デートが始まる前に答え合わせをするような感覚です。
これも、誘われた相手を安心させることができるアンチクライマックス法の使い方です。
最初に自分の素性を明かす
三つ目は、デート序盤で「自分のことを話す」というアンチクライマックス法です。
最初の二つが「安心させる」という効果が高かったのに対して、こちらは「面白さ」の期待値を上げる方法です。
使い方はシンプルで、自分がどういう人かを伝えるだけです。
例えば…
- よく落ち着きがないと言われる人
- 聞き上手だと言われる人
- すぐ感動する人
- 無限に体力がある人
自分のネタになる特徴を伝えるイメージです。
ポイントは、聞いた側が「え、なにそれなんか良さそう」と思ってくれるかどうかです。
相手は自分のことをどう思っているか分からないわけですから、自分から素性を明かすことで、「安心」+「面白さ」の印象を与えることができます。
自分のマイナスな部分は、最初に明かさないでください。
原則マイナスな部分は言わない方がいいですが、予防線程度に言うのは大丈夫だと思います。
例えば、「私、歩くの遅いんだよね」「話すの下手なんだよね」とかは嫌われる要素にはなりにくいのでセーフです。
最初に告白をする
最後は番外編というか、半分冗談のようなもんですが、「いきなり告白をしてしまう」とうのもアンチクライマックス法です。
相手の不意を突いて突いて、突きまくる方法ですが、まあおススメはしません笑
正式な告白は、やはりクライマックス法を使うのがベターでしょう。
アンチクライマックス法を使う時の注意点

ここまで、アンチクライマックス法の大まかな説明と使い方を紹介してきましたが、使う上での注意点もあります。
アンチクライマックス法の注意点は次の二つです。
【アンチクライマックス法の注意点】
- 失敗した時のリスク大
- ハードルが上がる場合がある
しっかりと注意点も覚えていただければと思います。
失敗した時のリスク大
これは、デート序盤に自分の好意や、相手をデートに誘った理由を伝えた際に、それが失敗した時のリスクを指します。
つまり、「自分の想いを伝えたけどスルーされた」とか「『そういうつもりじゃなかった』と拒否された」などが起こる可能性があるということです。
せっかく一日デートできるかもしれなかったのに、最悪の場合、デート自体がなしになることもありますね。
なので、アンチクライマックス法をいきなり使う時は、強めにいきすぎないことが大事です。
まあ、もし自分の想いを伝えてみて、拒否られてしまったら、その人は相性が合わなかったと考えることもできますね。。。
ハードルが上がる場合がある
これは、主に自分の素性を明かした場合です。
例えば、アンチクライマックス的に「体力が無限にある」と伝えたとします。
そう伝えたにもかかわらず、デートの途中で疲れて口数が少なくなっては元も子もないということです。
「体力が無限にある」と伝えたことで、ある程度相手の期待値が高くなり、ハードルが上がっているわけです。
ハードルを越えられる分には問題ないですが、盛り過ぎて越えられない、ということはないようにしましょう。
デートのルールを無視したアンチクライマックス法
ここまで、デートのルールを無視したアンチクライマックス法について、注意点も含めて説明してきました。
ここまで読まれた方は、「あれ、意外とたいしたことないかもな」と思われているかもしれません。
それでOKです。
なぜなら、アンチクライマックス法は意外と自然と使っているからです。
相手を楽しませようとする時、興味を引かせようとする時、自然に使っています。
それをあえて意識して使ってみよう、というのが今回の趣旨でした。
ちなみに、この記事は「クライマックス法」か「アンチクライマックス法」のどちらを使っていたでしょうか。
【アンチクライマックス法まとめ】
- 興味のない相手にはアンチクライマックス法
- 王道デートはクライマックス法
- 最初に想いを伝えると効果アリ
- ただしリスクもあるので注意
読んでいただきありがとうございました!
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