失恋であなたの心に穴が空いたら。ポジティブは捨て、自然治癒せよ。

「失恋で心に穴が空いたような気がしてつらい」

大好きだった相手と離れなきゃいけないのってどうしてこんなにつらいんでしょう。

心に穴が空いて、「もう無理」と虚無感のような絶望感のようなネガティブな感情に包まれてしまいますよね。

この記事で紹介する行動を実践すれば、心にぽっかり穴が空いた人でも、傷を癒せるようになりますよ。無理なく穴を埋めて、次の恋愛がまた楽しめるようになるはずです。

記事前半では結論と行動例、後半では体験談も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

※「すぐに体験談について読みたい」という方は、こちらへどうぞ。

失恋で心に穴が空いた時は自然治癒を待つ

失恋で心に穴が空いている時って、何をしたらいいかわからなくなりますよね。

「できるだけこのつらさから解放されたい」

そう思って、心の穴をいち早く埋めようとしてしまうかもです。

ですが、個人的に焦るのはオススメしないです。

特に私みたいにどちらかと言うとネガティブ人間はポジティブになるのはNGですよ。理由は二つあります。

理由①：無理に埋めようとするとつらいから

理由の一つ目は、シンプルに無理するとつらいからです。

心が疲れ切って、悲しいのに元気を出そうとするのってつらくないですか？

世の中にはポジティブシンキングが神格化されているような情報もありますが、できないことはできません。ありのままの自分を受け入れた方が回復は早くなると思っています。

理由②：余計に傷をえぐるは避けたほうがいいから

無理にポジティブになって、心に空いた穴を埋めようとするのは、傷口に塩を塗る行為になりかねません。

それか傷口をえぐる行為ですね。どういうことかと言うと、

①心の穴を埋めようと無理する→②心の穴が埋まらない→③ギャップに自己嫌悪になる

ということです。私もよく経験していました。「これをしたらよくなる」で、よくならなかった時の絶望。

その絶望で心の穴をさらに大きくする可能性があるので自然治癒がいいんですよ。

失恋で心に穴が空いた時にやってほしいこと

とはいえ、「自然治癒でひたすらに待っているのはつらい」という人もいると思います。

何かしら行動はしたいですし、そっちの方がやっぱり前に進んでいる感もありますもんね。

なので、ここでは、個人的にやってほしいことを3つ紹介します。

※これをやったら回復する、と思い込みはダメですよ。

少しだけ「幸せかも」を見つける

なんでもいいです。小さなことでいいので、「幸せかも」を見つけてみてください。

美味しいご飯を食べた。面白い番組で笑えた。天気がいい。そういうことで十分です。

「大きな幸せを見つけてください」と言い切らないのは、「幸せを見つけるべき」という考えに支配されるとこれまたしんどいからです。

ポジティブを捨ててニュートラルになる

これは冒頭の結論と同じですが、ポジティブを捨ててください。

できる人には効果ありますが、ポジティブがしんどい人には疲れる原因にしかなりません。だからといって、ネガティブになれというわけではないので、ニュートラル（中立）でOKです。

つまり、今のあなたのままをとりあえず、受け入れるんです。無理にポジティブになる必要も、ネガティブ支配される必要もないです。

とにかく生命維持をする

これは実は一番大事なポイントなんですが、生命維持をしてください。

シンプルに、ご飯を食べて、寝てください。死なないでください。失恋をすると、何もかもがどうでも良くなることがあります。その考えが行きつく先は「死」です。

死なないために生命維持だけはしてくださいね。死ななければ何でもいいんですよ。恋愛なんて何度でもできるようになります。

失恋で心に穴が空いた時にやってはいけないこと

今度は逆にやってはいけないことについて紹介します。

人によっては、やりたくなることもあるかもしれませんが、HSPのように繊細な人や、ネガティブ思考な人はやってはいけないことになります。

自分を追い詰める

自分を追い詰めないでください。失恋したのはあなたのせいじゃないです。

「それはわかっているけど、自分を責めたり追い詰めてしまう」という人もいますよね。私も、自分を追い詰める癖があるので、やめろと言われてやめられるほど簡単じゃないですよね。

それでも私は「やめろ」と言います。

自分ではどうしようもできないのであれば、誰かが言い続けるしかないんです。自分で言い聞かせ続けるしかないんです。

他の人で寂しさを埋めようとする

他の人で心に空いた穴を埋めようとすると、その瞬間は埋まったような気がします。

ですが、その穴は実は埋まっておらず、傷が癒えるのが遅くなったりします。どうしても寂しさを埋めたいのであれば、条件として「あなたの安全が確保されている場合」ならOKです。

心だけでなく体が傷ついたら、それこそ楽しい恋愛ができなくなってしまいますから。

何かを頑張りすぎる

頑張りすぎは悪です。断言します。何事も頑張りすぎと焦りすぎはいい結果をもたらしません。

失恋して、心に穴が空いている状態でも働いたり、勉強しようとしているだけで十分頑張っていますよ。何とかしようとこの記事を見つけてくれて、読んでいるだけで努力していますよ。

私が失恋で心に穴が空いた時【体験談】

ここまで、心に穴が空いた時は焦らず自然治癒することが大事とお伝えしてきました。

偉そうに、やった方がいいことと、やってはいけないことなんかも紹介してきましたが、実際私も失恋で苦しんだ経験があります。少しそれを紹介しますね。

ネガティブなスパイラルにおちいった

大学4年生、就活が落ち着き、残りの大学生活を謳歌しようとしている時でした。

私には、大学一年から仲の良い女子がいて、就活も終えたタイミングでよく会うようになりました。何回か遊びに出かけ、仲が深まってきたので、入念に練った計画を立て、告白をしました。振られました。

その瞬間、自分の周りの出来事がすべて絶望に変わりました。内定ももらった会社のイベントにも参加したくない、友人の飲み会も行きたくないという感覚におちいりました。

そのせいで同期とも仲良くなれず、少し友人とも距離ができ、すべてがネガティブのスパイラルにハマっていったんです。

回復まではかなりの日数を要した

失恋してからは心にぽっかりと穴が空いた状態がしばらく続きました。

何をしてもやる気が起きない感覚ですね。気合を入れて本を読み、自己啓発をしようとも思いました。

ですが、浮かんでくる気持ちは「そうは言ってもね」。

人に話したことがきっかけて穴が埋まり傷が癒えていった

では、私が何がきっかけで穴が埋まり始めていったのかと言うと、「占い」です。

「なんだか怪しくなってきたな」と思われるかもです。私もぶっちゃけそう思っていました。けど、実際占い師に話したことで、スッキリしたんですよね。

正直占いのアドバイスが当たっていたかは覚えていません。

覚えているのは、「自分の頭を整理して人に話せたのがスッキリした」という経験です。

そこから、私は残りの大学生活を楽しんで、社会人になって恋愛をもう一度思いっきり楽しむことができました。

失恋で心に穴が空いたら汚れを吐き出して

私の体験談でもお伝えしたように、心に穴が空いた時は無理に埋めようとするのはNGです。

あなたの中にあるネガティブな気持ちやモヤモヤを吐き出すことが、傷の回復を早めると思うんですよね。

傷ついたら冷水で洗い流すのと同じ

小さい頃、こけて擦り傷ができた時に、「ばい菌が入るから、冷水で洗い流しな」と言われたことはありませんか？

それと同じ事なんじゃないかと思うんですよね。

心に穴が空いて、傷ができたら、まずは汚れを吐き出す。

無理にポジティブな絆創膏で治そうとすると、菌が入ったままなので治りが遅くなる。汚れを吐き出して、自然治癒が結局治りが早くて、傷口も綺麗に治るんです。

吐き出し先は第三者が最適

じゃあ誰に吐き出せばいいか、ですが、やっぱり占いが最適だと思うんです。

なぜなら、「恋愛のプロ」であること以上に、「関係のない第三者」だからです。

私は気にしすぎる人間なので、友人に失恋のことを話すのは「重いんじゃないか」と思ってためらいました。なので、ぶっちゃけどうでもいい、何と思われてもいい第三者として、恋愛相談のプロを選んだんです。

結果、言いたいことが吐き出せて、ついでにアドバイスももらえたので満足しています。