こんな疑問を解消できる記事になります。
普段は人事として社員の悩み相談に乗ったりカウンセラー的な役割をしています。
「大人の失恋がつらくて立ち直れない」
学生時代とは違って、大人になってからの失恋って重く、つらく、メンタル的にきついですよね。仕事など日常生活に支障がでる人もいるかもしれません。
今回の記事では、「どうして大人の失恋がつらいのか」や「立ち直るための方法」をズバリ紹介していきます。
今、大人の失恋をしてつらいあなたも、きっと心が軽くなります。
実際、29歳で失恋した友人にこの記事に書いているアドバイスを伝えたところ、今では失恋前の状態で日々生き生きと暮らしています。
どうして大人の失恋はつらいのか?
まず、どうして大人の失恋がつらいのかを考えてみましょう。
失恋は基本的につらいものですが、大人になると余計につらく感じてしまいますよね。
理由は大きく次の3つです。
- 時間を取り戻せないから
- 昔より労力をかけていたから
- 思い出がより深いから
順番に解説します。
理由①時間を取り戻せないから
つらい理由の一番がこれです。
学生時代や子どもの頃は、時間が無限にあるので時間が解決してくれました。ですが、大人になると、これまで費やしてきた時間が無駄になるだけでなく、結婚を考えている人は、タイムリミットが近づいていると感じてしまうでしょう。
その焦りがつらさに繋がってしまうんです。実際、時間は無駄にはなっていないので、ここは後の章で解説します。
理由②昔より労力をかけていたから
大人になってから、恋愛に対して昔より労力をかけていませんでしたか?
労力と言っているのは、仕事で忙しい中、貴重な休日をデートに使ったり、お金を使って旅行したりです。
学生時代と比べると時間がない中で、その貴重な時間を恋愛に割いていた、それなのに失恋した。私の努力は何だったんだ、となるわけですね。
理由③思い出がより深いから
大人になると基本的に時が経つのが早くなります。早くなると、自然と付き合う期間が長くなります。
中高だと1年付き合えば長いほうじゃなかったでしょうか?
社会人だと、3年以上付き合うのも当たり前です。長くなると、必然的に思い出がたくさんできます。それらの思い出がつらい過去になるのが純粋に苦しすぎるんです。
これ以上、一人で考え込まないでください。
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みんな大人の失恋はつらいと思ってる?
では、実際みんな大人の失恋はつらいと思っているのでしょうか。
答えは、「かなりつらいと思っている」です。あなたは一人じゃありません。
私も過去に相談を受けたことがあるので、少しその時の話を紹介しますね。
30代女性会社員のケース
新卒で入社した会社に8年務めていて、彼とも社内恋愛で付き合い始めました。社内恋愛だったこともあり、お互い覚悟ができていて、結婚前提でした。
ですが、付き合って2年くらい経ってから彼が転職したことをきっかけにケンカが増えてきました。お互い忙しくなって、デートも行けず、冷静に話し合いもできなくなってという感じです。
結果として、彼氏とは別れてしまい、社会人になってからの2年を無駄にした気がして、かなりつらいです。仕事にも身が入らなくて周りにも迷惑をかけて何もかも嫌になってしまいました。
30代女性公務員のケース
中学校の教師をしていて、毎日やりがいを持って仕事ができているので、公私ともに充実でした。
5年ほど付き合っていた彼氏がいて、さすがに結婚前提で付き合っていたのですが、まさかの彼氏に浮気をされてしまいました。
付き合った時間を無駄にしたくなかったので、許そうとしましたが、やっぱり関係が一気に崩れ、私から別れを告げました。
失恋とは少し違うかもですが、楽しかった思い出が一気につらい過去となっていまだにメンタルがボロボロです。しばらく立ち直れそうにありません。
大人の失恋をした時の悩みは?
上で紹介したように、大人の失恋を経験した人はかなりメンタルをやられてしまいます。
では、具体的に失恋したことでどんなことに悩んでいるのでしょうか。
あなたも自分が当てはまるか確認してみてください。
なかなか元の生活に戻れない
失恋することで元の生活に戻れなくなります。
別れる前は恋人と楽しい生活を送っていて、週末のデートを楽しみに生きていたのに、それがなくなると一気に落ち込みますよね。
仕事に支障が出たり、食事や睡眠にも影響が出て、生きた心地がしなくなります。
もう恋愛できないのではと不安になる
学生時代とは違い、大人の失恋をするともう恋人ができないんじゃないかと思いがちです。
いい人が残っていないんじゃないか、こんな自分を好きになってくれる人はいないんじゃないかと、どんどん自分で自分を追い詰めてしまい、それが大きな悩みになります。
今でも相手を好きなのはどうしたらいいか
相手に振られた場合、自分の気持ちの整理がついていない場合も多いです。
失恋した後も相手のことが好きで、その感情に押しつぶされるのが悩みになります。忘れたいのに忘れられないのも自己嫌悪に陥って、どんどん生きていくのが嫌になってしまうんです。
忘れられないのがつらいと感じている人は、以下の記事も読んでみてください。
大人の失恋から立ち直る方法は?
ここからが本題です。
かなりメンタルにくる大人の失恋からどのように立ち直ればいいんでしょうか。
私個人の意見+周りで立ち直れた人の特徴から、ズバリこれです。
結論:大人の特権を使ってください
大人の失恋から立ち直るには、大人の特権を使ってください。
大人の恋愛は学生時代の恋愛とは違います。違うのなら、大人が持っている権利を存分に利用して乗り越えましょう。
大きくは二つの特権があります。
- お金
- 学び
順番に解説します。
特権①お金
一つ目の特権はお金です。これは言わずもがなですね。自分の好きなことに思いっきりお金を使いましょう。
しばらく旅に出るでもよし、趣味に使いまくるもよし。あなたはこれまで頑張ってきたんですから、思いっきり甘やかしましょう。
お金はあくまでも目的を達成する手段です。あなたを元気づける手段として使いましょう。
特権②学び
二つ目の特権は経験です。
学びが特権とはわかりにくいかもしれません。簡単に言うと、今回の失恋を学びとして今後の人生に生かせるということです。
学生時代は、好きな人と別れても、また同じような人を好きになったり、同じ失敗を繰り返したりします。
大人になった今、「失恋から何を学ぶか」を考えられるのが大きいです。次失敗しないためにはどうしたらいいか、今後をどんな人生にしたいか。それを考えるいいきっかけできるのが、大人の特権です。
大人の失恋したときにしてはいけないことは?
大人の特権を使うことで失恋から立ち直りやすくなることを説明してきましたが、逆にしてはいけないことはあるんでしょうか?
意外とありますし、かな~りやりがちです。
これをやってしまうと、落ち込んだ気持ちを長引かせてしまうので、できる限りやらないようにしましょう。
自分を責めること
何よりもやってはいけないのは自分を責めることです。
ただでさえ失恋してつらいのに、「自分はもう恋愛できない」とか「ずっと考えちゃう自分が嫌だ」とか責めないでください。
あなたはこれまで頑張ってきたんですから、自分を責める必要はないんです。
相手に復讐しようとすること
相手に復讐しようとすることもやめましょう。
なぜなら、復讐しようとするとあなたの価値が下がるからです。
悔しくて悲しい気持ちをどこかにぶつけたいのも分かります。ですが、そのエネルギーを次の恋愛に使ったり、自分磨きに使ったほうが圧倒的にあなたが幸せになれます。
仮に、復讐に成功しても、達成感より虚無感が残ります。
復讐については以下の記事で、より詳しく書いています。
無理にポジティブになること
落ち込んでいる自分を無理に励ましてポジティブになるのもよくないです。
「それじゃあ元気にならないじゃないか」と思うかもですが、まず大事なのは自分を認めて受け入れることです。
自分に嘘をついて、ポジティブになるとその瞬間は空元気になれますが、しばらくすると「あれ、私まだ忘れられてないんだ。なんてダメなんだろう」と結局落ち込んでしまいます。
大人の失恋をしたときはあなたのできる範囲で行動しましょう
今回は、大人の失恋がつらい理由と失恋から立ち直る方法について紹介してきました。
いろいろお伝えしましたが、一番大事なのはあなたのできる範囲で行動したり、考えましょうということです。
大人の失恋は悪いことだけじゃない
大人の失恋は、学生時代の失恋よりも悪い面に目が行きがちです。もう時間が残っていない、と思ってしまったりですね。
ですが、本当に悪いことだけでしょうか?
例えば、子どもができた後に相手の本性がわかって別れることにならずに済んだ、みたいな考え方もできると思います。
冷静に何ができるかを考えていきましょう。
さらにいい人に会うきっかけにもなる
たしかに、大人になってから別れるのはダメージが大きいですが、「こういう人はダメなんだ」という経験を積めたとも考えられます。
別れたことをきっかけに、さらにいい人に会えて、幸せな家庭を築いている友人もいます。
客観的なアドバイスをもらうと動きやすくなる
とはいえ、行動するにしても何から始めればいいか悩むこともあるでしょう。
そういう時は、客観的なアドバイスをもらうと動きやすくなります。
失恋直後は視野が狭くなっているので、変な人について行ったり、後で後悔するような突飛な行動をしてしまうこともあります。
なので、プロの意見を聞いて、できる範囲で少しずつ次の恋に動き出してみてください。
これ以上、一人で考え込まないでください。
あなたを苦しめている恋愛の悩みが晴れて、「いま、やるべきこと」がわかったらどうですか?
何をやればいいかわからず、毎晩Twitterや検索で答えを求めなくてもよくなる方法があるんです。
それは、誰でもできるココナラでの「相談」です。
自分一人で解決できる人は使わないでください。
9割の人が勘違いをしているのですが、占い=未来の予知ではなく「プロへの相談」です。
- 3カ月間の倦怠期がアドバイスをもらった2日後にスパッと終わりました。
- 最初は緊張して、話もまとまらずダラダラと話していただけでした。でも終わった頃には頭がスッキリしていました。
- 昔の自分に「とにかく一人で悩むな!」と伝えたいです。明日からの恋愛が楽しみすぎます。
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